BIOSに対応するゲームはどうだろうか。

 私は、まだ、「MAME」を起動できない。しかし、何か手掛かりがあるとの確信をもった。





 今、私が「MAME」に対して為した重要な事は”BIOS”をダウンロードして、ROMフォルダに放り込んだ事だけだ。

     だから、もし糸口あるとするならば、それは”BIOS”だろう。

        なぜなら、前回、掲示板で見てきた、あの口の悪い「MAME」の達人者達も、自力で、達人になったはずだ。「MAME」の重要な情報は殆ど流れていない。Web上にも、書籍としても。

     ならば、この現状の打開策は、それ程難しいはずはない。

        そうして視てみると、誰でもわかるヒントは”BIOS”だけだ・・・・。

 私は、ディレクトリのツリーの”BIOS”の周辺を見て回った。




    何気なく、「ThunderMAME32+」の左側、ファイルのツリーの”BIOS”フォルダをクリックして、開いた。27種類の”BIOS”。全て印が付いてないのでROMフォルダに存在する。それらをクリックすると、各々、対応するゲームが表示される。





        ”BIOS”はその対応するゲームに、共通の重要なファイルを提供しているに違いない。

               もしかすると、それら”BIOS”のツリーに対応するゲームは全て、起動が可能なのではないのか・・・?

 私は早速、幾つかの対応するゲームをダウンロードしてROMフォルダに放り込んだ。「蒼穹紅蓮隊」「ギャルズパニック4」「ブロクシード」などなどを。
                           
        そして、ファイル>全ゲームの監査 (F5でも良い)  を、実行した。

               成功だ!ROMは認識された。「ThunderMAME32+」の左側、ファイルのツリーの”所有するゲーム”のフォルダの中にそれらのゲームは出現した。





 遂に、、ゲームの起動に成功した。アーケードゲームで漸く、遊ぶことが出来たのだ。

     後は例の、「MAME」解説サイトに従うのみだ。「蒼穹紅蓮隊」は面白かった。音楽もなかなか良い。





            ひょっとして、このまま他のゲームも起動できるのでは?幾つかダウンロードしてROMフォルダに放り込んだが、どれも、うまくは行かなかった。

     でも、”BIOS"のツリーに対応するゲームはみな、起動が可能だった。







 私は、大きな一歩を踏み出した。






 しかしここで、再び、大きな壁にぶつかった。


     「MAME」は、実は”BIOS”のツリーに対応するゲームしか起動できないのでは?
  
            4700種類以上のアーケードゲームに対応していると、喧伝されているが、これでは、たった、250種類ぐらいだろう・・・・残りのゲームは何処へ行ったのだろうか?

     「MAME32+」は、”BIOS”のツリーの枝が少し多い。7つぐらい増える。しかし、それでも、そんなにはゲームの数は増えない。

     ”非公式BIOS”というのも存在する。でも、それらは”BIOS”の枝には茂ってはいない。唯、遊んでいるだけだ・・・・


(before) (top)(next)



inserted by FC2 system